北京の「専精特新」中小企業の数が1万社を突破

人民網日本語版 2025年02月10日13:52

2024年第4四半期の北京における「専精特新(専門化・精密化・特徴化・新規性)」中小企業の育成・認定がこのほど完了した。データによると、北京市の専精特新中小企業の数は1万199社に達し、総売上高は約1兆1500億元(1元は約20.8円)となっている。これにより、企業数が1万社を超えるとともに、総売上高も1兆元を超えるという目標が達成された。人民日報が伝えた。

近年、北京市は「革新型中小企業—市レベルの専精特新企業—国家レベルの小巨人企業(高い成長性または大きい発展のポテンシャルを持つテクノロジーイノベーション中小企業)—製造業の単一分野のチャンピオン企業—隠れたチャンピオン企業」という段階的な育成体系を構築し、大・中小企業が相互連携するエコシステム型のイノベーション発展システムの形成を推進している。今年、北京市は優秀な中小企業の段階的な育成における「選種」と「育苗」を強化し、新型工業化と新たな質の生産力の発展を担うことができる優良企業を選別・認定し、新たに1000社の専精特新中小企業と100社の専精特新「小巨人」企業を育成する計画だ。

北京市は今年、重点産業チェーンの専精特新企業の資金調達ニーズに焦点を当て、「毎月1回、1つの産業チェーン」をテーマにした資金調達プレゼンテーションを行い、資金調達ルートを拡大し、貸出供給を増加させる予定だ。財政資金による補助を通じて、企業による新しい動力の創出、新技術と新製品の開発を支援する。市場化された公開プレゼンテーションの選定方式を通じて、未来産業向けの初期の起業・イノベーションプロジェクトに対して最大100万元の支援金を提供する。同時に、初回貸出利子補助政策の調整により、イノベーション型企業への利子補助率を40%まで引き上げる。また、サービスクーポンや資金補助を通じて、中小企業に適用されるデジタルトランスフォーメーション製品の進出・応用シーンを拡大し、大規模な推進を促進する。(編集ES)

「人民網日本語版」2025年2月10日

注目フォトニュース

関連記事