外交部「より多くの外国人が中国を体験できるようインバウンド政策の最適化を継続」
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外交部(外務省)の12日の定例記者会見で、郭嘉昆報道官が中国の外国との人的往来の円滑化措置に関する質問に答えた。
【記者】統計によると、今年の春節(旧正月、2025年は1月29日)には、175の国と地域から前年同期比6.2%増となる延べ343万人以上の外国人観光客が中国を訪れた。この数字に関して、「外国との人的往来の円滑化を続けてきた中国の政策効果を存分に示している」との指摘がある。これについてコメントは。中国はさらなるインバウンド最適化措置を打ち出すか。
【郭報道官】今年の春節連休中、中国を訪れて中国の伝統的な年越しの習俗を体験することが新たなトレンドとなり、中国国民も外国人観光客を温かく歓迎した。外国人観光客はスムーズで便利なモバイル決済を利用できる。最新のデータによると、春節期間中に中国銀聯(ユニオンペイ)、網聯(ワンレン)を通じて処理された外国人観光客の決済件数は前年比で124.54%増加し、総取引額は90.49%増加した。
中国各地の各当局も、文化観光分野で査証(ビザ)免除政策関連の措置を打ち出し、入国審査の効率を高め、多言語対応を円滑化し、宿泊・飲食・観光のワンストップサービスを整備し、「即時購入・即時還付」方式の出国税還付制度を試験運用した。
110件余りの人的往来円滑化措置、38ヶ国を対象とする片務的ビザ免除、そして240時間のトランジットビザ免除といった政策は、高水準の対外開放を実践する中国の揺るぎない決意の反映であり、開放型世界経済を構築するために中国の講じた的確な行動でもある。
今後、中国はインバウンド政策の最適化を続け、ビザ免除対象国の範囲を不断に拡大して、より多くの外国人が「信頼でき、親しみやすく、尊敬できる」中国を感じられるようにしていく。(編集NA)
「人民網日本語版」2025年2月13日
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