深センが就職活動中の全国の卒業見込み大学生を対象に15日間の無料宿泊先を提供

人民網日本語版 2025年02月25日13:50

深セン市政府新聞弁公室が今月23日午前に開いた「最も優れたテクノロジーイノベーションエコロジカルや人材発展環境を作り出す」をテーマとした記者会見で、深セン市党委員会テクノロジー・イノベーション弁公室の主任を務める、テクノロジー・イノベーション局の張林局長は、「就職活動のために深センを訪れる卒業見込み予定の大学生を対象に提供される無料宿泊先の提供日数を7日間から15日間に延長する」ことを明らかにした。中国青年報が報じた。

深セン共産主義青年団は2013年12月には全国に先駆け、「ユースコミュニティ」を打ち出し、就職活動のために深センを訪れた卒業見込み大学生を対象に、7日間の無料宿泊先を提供することを始めていたほか、就職サポートや都市に慣れるためのサポートの提供を始めていた。その後、2024年からは、同市の9行政区で、宿泊先1万軒以上を確保し、各地から訪れる卒業見込み大学生を対象に、7日間の無料宿泊先を提供し、就職活動や面接を受ける卒業見込み大学生が一時的に宿泊できる場所を確保するためのサポートを開始した。

深センは近年、人材を誘致するための措置を強化し続けており、「中国の都市95後(1995-99年生まれ)の人材に最も人気のある中国の都市ランキング」で2年連続トップに立っている。

張局長は、「深センで就職することを望む各種人材が、同市来ることができ、安心して暮らすことができ、長期的に住み続けることができ、やりたい仕事を成し遂げることができるようにサポートしたい。深センは今後、さらに的確な住宅保障政策を制定し、深センで就職、または起業する人材全員を対象が寝られる場所、住める部屋、ひいては暮らせる家を提供できるよう、取り組む計画だ」と説明した。(編集KN)

「人民網日本語版」2025年2月25日

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