【音声ニュース】哈爾浜の巨大雪だるまが解体 来シーズンまで「しばしのお別れ」

人民網日本語版 2025年02月27日10:39

巨大雪だるまをバックにたくさんの見物客が記念撮影を撮る様子(2024年12月17日、撮影・張涛)。

巨大雪だるまをバックにたくさんの見物客が記念撮影を撮る様子(2024年12月17日、撮影・張涛)。

黒竜江省哈爾浜市の音楽公園に設置されていたネット上で人気の巨大雪だるまが今月24日、解体され、来シーズンまで、「しばしのお別れ」となった。

パワーショベルの大きな音が鳴り響く解体現場では、高さ18メートルの巨大雪だるまの姿が少しずつ消えていった。別れを惜しむたくさんの市民や観光客がその様子をスマホで撮影していた。

赤い帽子をかぶり、赤いマフラーを首に巻き、まるまるとし、「癒し系」のかわいい笑顔を浮かべた巨大雪だるまは、ウィンターツーリズムがブームになるにつれて、哈爾浜の冬季限定の風物詩となっている。5代目となった今年の雪だるまも観光客の間で人気を集め、今シーズンは70日間に数万人もの観光客が中国国内外から巨大雪だるまをひと目見ようと訪れた。

巨大雪だるまが作られるきっかけとなったのは、2019年に、ある清掃作業員が除雪作業をした後、気の向くまま高さ3メートルの雪だるまを作ったところ、それがネット上で注目を集めたからだった。2020年からは、地元政府のサポートの下、巨大雪だるまが音楽公園に設置されるようになり、ネット上で人気を集め、一度は行ってみたい観光スポットにもなっている。

「人民網日本語版」2025年2月27日

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