【音声ニュース】 オグロヅルが拉薩の「市の鳥」に

人民網日本語版 2025年02月27日10:49

2022年2月23日、拉薩市林周県の空を舞うオグロヅル。(撮影・江飛波)

2022年2月23日、拉薩市林周県の空を舞うオグロヅル。(撮影・江飛波)

西蔵自治区拉薩市の発表によると、オグロヅルが拉薩市の「市の鳥」に指定された。拉薩市は2024年11月、市民による「市の鳥」推薦活動を実施。オグロヅル、イヌワシ、インドガン、高原オオズグロカモメ、インドトキコウの5つの候補から、市民が「市の鳥」にふさわしいと思う鳥を選んで、複数選択可能な形で投票した結果、オグロヅルの得票率が最も高く、45.66%だった。

オグロヅルは中国国家1級保護動物で、高原で生息・繁殖する唯一のツル科の鳥で、蔵族の人々から「神の鳥」と呼ばれている。拉薩市を流れる拉薩川流域がその主な越冬地の一つとなっている。西蔵自治区は近年、複数の措置を実施して環境保全プロジェクトを進めており、オグロヅルの数が年々増加し、同自治区内では現在その数が1万羽以上にのぼっている。

「人民網日本語版」2025年2月27日

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