温室栽培で活躍するAIロボット犬 山東省

人民網日本語版 2025年02月28日16:30
温室栽培で活躍するAIロボット犬 山東省
病害虫や生育状況をチェックするパトロール検査ロボット犬(撮影・王天楽)。

人間の労働をアルゴリズムで代替し、データを新たな肥料とする。このようにAI機器が普及し続けるのに伴い、中国の農業生産も現在、人力からAIへの転換期を迎えている。人民網が伝えた。

山東省濰坊市管轄下の寿光市にある現代農業高新技術試験モデル拠点の野菜を栽培する温室では、パトロール検査ロボット犬が、農業技術者に代わり、作物の生育状況についてパトロール検査を行っている。ロボット犬によるパトロール検査が終了すると、農業技術者は作物の生育状況や病害虫防除について評価を下し、AIモデルで訓練された農業知識データベースと結び付け、科学的かつ合理的な栽培方針や病虫害防除の提案を農家に提供し、科学技術を農業生産に活用している。(編集KM)

「人民網日本語版」2025年2月28日

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