2025年1-2月、中国の物品貿易輸出入総額が6兆5400億元に
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税関総署が7日に発表したデータによると、今年1-2月には、中国の物品貿易輸出入総額が前年同期比1.2%減の6兆5400億元(1元は約20.4円)に達した。そのうち輸出は同3.4%増の3兆8800億元で同期の過去最高を更新し、輸入は同7.3%減の2兆6600億元だった。新華社が伝えた。
同総署統計分析司(局)の呂大良司長(局長)は、「1-2月には、各地・各当局が外部環境のマイナス影響に積極的に対応した結果、中国の対外貿易は全体的に安定して推移した。昨年と比較すると、今年1-2月は平日が2日間少なく、この比較不可能な要因の影響を考慮すると、輸出入総額は1.7%増となるため、中国の対外貿易の強靱性を十分に発揮されていることが分かる」と述べた。
中国の対外貿易は輸出の原動力が引き続き力強かった。1-2月には、中国の電気機械製品の輸出額は同5.4%増の2兆3300億元になり、同期の輸出総額に占める割合は60%で同1.1ポイント上昇した。
国内の製造業は生産・需要の回復が関連製品の輸出増をもたらした。呂司長は、「春節(旧正月、今年は1月29日)が終わり、各地で企業の操業再開プロセスが加速し、2月の購買担当者景気指数(PMI)は景気拡大局面に戻り、一般機械、電気機械機器などの産業は生産・需要が急速に増加し、関連設備・主要部品の輸入の急増をもたらした」と述べた。
民間企業のイノベーション力が顕在化し続けた。1-2月の民間企業の輸出入総額は同2%増の3兆6900億元に上り、同期の対外貿易全体に占める割合は56.4%だった。そのうちハイテク製品の輸出入額は6240億元で、同類製品の輸出入総額の49.3%を占めた。
ASEANが引き続き中国最大の貿易パートナーになった。1-2月には、中国・ASEAN間の輸出入額は同4%増の1兆300億元に上り、同期の輸出入総額に占める割合は15.8%となり、12ヶ月連続の成長を維持した。(編集KS)
「人民網日本語版」2025年3月7日
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