中国の2024年における造林・草原改善面積が767万ヘクタールに

中国では3月12日を植樹の日と定めており、今年で47回目を迎えた。中国の全国緑化委員会弁公室が同日に発表した「2024年中国国土緑化状況公報」によると、2024年、中国全土の造林面積は444万6000ヘクタール、草原改善面積は322万4000ヘクタール、砂漠化・石漠化（土壌流出により岩石が露出する現象）防止事業が実施された土地の面積は278万3000ヘクタール、森林率は25％以上、森林蓄積量は200億立方メートル以上に達した。新華社が報じた。

公報によると、2024年、林草産業の総生産額は前年比9.6％増の10兆1700億元（1元は約20.5円）、フードフォレストの生産量は2億トン以上に達し、食糧と野菜に次ぐ3番目に大きな重要農産品となっている。全国の非木材林産物の栽培面積は4666万7000ヘクタール、生産高は年間2兆元以上、豊かさをもたらす森林の副産物による「林下経済」の林地利用面積は4000万ヘクタール、生産高は年間約1兆元に達している。またエコツーリズムの利用者は前年比9.1％増の延べ27億6000万人だった。（編集KN）

「人民網日本語版」2025年3月13日