中仏両国の国立公園、連携協力を締結
中国国家林業・草原局(国家公園管理局)国際司、ジャイアントパンダ国家公園管理局、フランス生物多様性局(OFB)欧州・国際関係部、ピレネー国立公園などの関係代表者は四川省臥竜鎮で1日、中国ジャイアントパンダ国家公園とフランスピレネー国立公園の連携協力の除幕式を行った。新華社が伝えた。
中国ジャイアントパンダ国家公園とフランスピレネー国立公園の連携協力除幕式の現場。撮影・張雅雯
中国とフランスの国立公園による連携協力は初めてで、このパートナーシップの構築には重要な意義がある。
ジャイアントパンダ国家公園は2021年に正式に設立され、中国で最初に正式設立された5つの国家公園の一つで、総面積は2万1978平方キロメートルに及び、四川、陝西、甘粛の3省にまたがっている。国家公園内には野生のパンダが1340頭生息しており、中国全土の約72%を占めている。生息地面積は1万5000平方キロメートルで、中国全土の約58.5%を占めている。国家公園内は野生動植物資源が豊富で、脊椎動物は870種、高等植物は7127種に達し、世界的な生物多様性のホットスポットとなっている。
中国ジャイアントパンダ保護研究センター臥竜神樹坪基地で1日、雪の中で遊ぶ2頭の子パンダ。撮影・張雅雯
ジャイアントパンダ国家公園管理局の向可文局長はイベントの現場で、「中国で『国宝』と呼ばれるジャイアントパンダの保護を中心に据え、生態系の回復、コミュニティ共同管理、科学モニタリングを組み合わせた生態保護の道を模索してきた。ピレネー国立公園は欧州の生態保護の見本として、独特な山地生態系と『人間と自然の調和のとれた共存』の管理の知恵で世界的に知られている。両国立公園が連携することで、地域を超えた生態系管理に革新的な提案をもたらしてくれると考えている」と述べた。
北京で中国ジャイアントパンダ国家公園管理局とフランスピレネー国立公園の連携意向書に調印する中仏双方。(画像提供:取材先)
フランスのピレネー国立公園は1967年に設立され、フランスとスペインの国境沿いの100キロメートルに及ぶ広大な地域をカバーし、6つの渓谷、2つの県、2つの地域にまたがっている。同国立公園は生物種が豊富で、約2500種の高等植物と4000種以上の動物が生息している。中には250種の脊椎動物と100種以上のピレネー山脈特有の植物が含まれる。これはフランスで設立された3番目の国立公園だ。
フランス生物多様性局欧州・国際関係部のシリル・バネリアス部長は、「両国立公園の連携協力は、双方が生物多様性の保全に注力し、大型哺乳類の認識と管理、観光とオーバーツーリズムの管理、地域住民の参加と利益保護などに関する経験の共有を強化するのに役立つ」と述べた。(編集YF)
「人民網日本語版」2025年4月2日
注目フォトニュース
関連記事
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257 Mail:japan@people.cn