香港海洋公園で双子のパンダの赤ちゃんのお披露目開始記念式典
香港海洋公園で開かれた双子の赤ちゃんパンダのお披露目開始記念式典の様子(撮影・呉宇揚揚)。
香港特別行政区の香港海洋公園(オーシャンパーク)で15日、同園で昨年8月に生まれたジャイアントパンダの雄と雌の双子の赤ちゃんのお披露目開始記念式典が開かれ、16日からは2頭の一般公開が始まった。人民網が報じた。
挨拶する香港特区行の李家超行政長官(撮影・呉宇揚揚)。
中国中央政府が2007年に香港特区に贈呈したパンダの「盈盈(インイン)」が昨年8月、双子の赤ちゃんを産んだことに関して、香港特区の李家超行政長官は記念式典で、「双子の赤ちゃんを産んだ『盈盈』は、初産としては世界最高齢パンダとなった。当パークが重点飼育と教育基地としてトップクラスの地位を築いていることを示している」と語った。
メスのパンダの赤ちゃん(撮影・呉宇揚揚)。
記念式典で公開された双子のパンダの成長を記録した映像によると、生まれたばかりの時、メスのパンダの体重は約122グラム、オスのパンダの体重は約112グラムだった。同園の飼育チームは、24時間態勢で赤ちゃんの世話をしており、現時点で2頭の体重は10キロ以上に達している。また初めのうちは倒れたり、転がったりと、よちよち歩きしかできなかった2頭は今、活動的で、すばしっこい、「木登りの名人」になっている。
オスのパンダの赤ちゃん(撮影・呉宇揚揚)。
双子の赤ちゃんにはまだ正式な名前が付けられていない。記念式典では、香港特区政府文化スポーツ・観光局が主催し、香港海洋公園が協賛する名前の一般公募の始動も発表された。そして2頭の赤ちゃんの外見的特徴や、個性、動き、心温まる微笑ましいエピソードなどをよく観察した上で、ぴったりの名前を応募してほしいとした。公募された名前の結果は、今年上半期に発表されることになっている。(編集KN)
「人民網日本語版」2025年2月17日
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