広東省、ロボット産業クラスターの先進地を構築

人民網日本語版 2025年04月09日13:44
広東省、ロボット産業クラスターの先進地を構築
深セン優必選科技股份有限公司の展示ホールで3月26日、物品の搬送作業をデモンストレーションしている新世代の産業用人型ロボット「Walker S1」。

広東省工業・情報化庁の統計によると、広東省の2024年の産業用ロボット生産台数は前年比31.2%増の24万台(セット)を超え、5年連続で全国1位となり、中国の市場全体の44%を占めた。全国の産業用ロボットの3台に1台が「広東製」だ。新華社が伝えた。

広東省は中国をリードするスマートロボット産業の集積地となっており、広州・深セン・仏山・東莞を中核とする珠江デルタ地域協同発展のスマートロボット産業構造が形成されている。同省は「重要部品―完成品製造―集積応用」スマートロボット全産業チェーンをほぼ構築した。

電気機械技術とデジタル・スマート技術という2つの優位性により、広東省は人工知能とロボットという2大分野に強力に取り組み、ハイテク・高成長・大規模を特徴とする新たな産業の柱を築くことに注力している。(編集YF)

「人民網日本語版」2025年4月9日

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