外国人観光客呼び込む「ショッピング・イン・チャイナ」シリーズイベントが展開

人民網日本語版 2025年04月14日17:04

資料写真(画像著作権はCFP視覚中国所有のため転載禁止)

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最高のショッピング、グルメ、観光、パフォーマンスという4大分野をカバーし、多種多彩で、バラエティに富んだイベントとなる中国商務部(省)が打ち出す重大消費拡大イベントブランド「ショッピング・イン・チャイナ」が、4月13日に海南省で開幕した第5回中国国際消費財博覧会(消費財博)に合わせて同時開催され、中国消費市場の強力な「磁力」が引き出されている。人民日報海外版が伝えた。

中国で開催される「ショッピング・イン・チャイナ」において、外国人は何を購入することができるのだろうか?そしてどんな商品やサービスが高く評価されているのだろうか?

北京市朝陽区三里屯は、世界の様々な一流ブランド、中国の新商品、トレンドとなっている中国国産品などが集まっている場所で、年間を通じて、ショッピングや食事、レジャーなどを楽しむ外国人で賑わっている。

ある日本人大学生は、「先週、什刹海と五道営胡同(伝統的な民家が建ち並ぶ細い路地)をぶらぶらしたが、バーやグルメ、特色ある工芸品が印象深かった」と話していた。

中国で長年働いているというドイツ人女性は、「中国ブランドの電子機器はとても丈夫で、アフターサービスもいい。無料でスマホにフィルムを貼ってもらうために、近くのカスタマーサービスセンターに行くところ」と話していた。

商務部市場運行・消費促進司(局)の李剛司長(局長)は、「現在、『初発表経済』や無形文化遺産マーケット、没入型文化観光、アートトイ体験ショップ、クリエイティビティカフェといった消費シーンのフレッシュアップを加速させており、新鮮味にあふれている。当部が企画、展開している『ショッピング・イン・チャイナ』シリーズイベントは、さらに多くの『必ず買いたい』、『一度は食べたい』、『遊べる』、『見ることができる』を打ち出し、ビジネス・観光・文化・スポーツ・健康が融合した消費シーンとなっている」と説明する。

外国人は、「ショッピング・イン・チャイナ」は、どのように、ショッピングやグルメ、観光、パフォーマンスといった分野の消費体験を向上させているのだろうと、期待を高めている。

外国人消費者を中国に呼びこもうと、中国の各重点商業圏、歩行者天国、商業施設、スーパー、アウトレット、及びブランド、企業などは今年、販売促進キャンペーンを展開し、新商品やハイクオリティ商品を発売し、消費者が世界中の良い商品をお得に購入できるようバックアップする計画だ。中国と欧州の間を頻繁に行き来している外資系企業の社員・アレックスさんは、「中国は今年、出国(境)時税還付の対象となる商品を販売する店を増やし、同政策のサービスをさらに便宜化する計画だ。外国人は、より円滑に税還付してもらえるようになるだろう」と期待を高める。

外国人消費者に中国で「食べ歩き」してもらうために、さらに多くのグルメマーケットや調理技術交流、食材博覧会といったイベントが開催される計画だ。また、各種グルメのランキング、グルメマップ、グルメ名店が公開され、中国国内外の消費者のおいしい店を開拓する意欲を高める計画だ。中国のグルメが大好きという、英語教師のブルーノさんは、「有名なランキング機関と比べると、中国語のインターネットや中国のアプリのほうが、レストランに対する評価という面では、信頼性が高い場合が多い」と話す。

「中国の旅」の魅力を高めるべく、都市散策、滞在・レジャー、及びインバウンド、ウエルネスツーリズム、クルーズ旅行、観光列車の旅といった観光ルート、商品が継続的に打ち出され、外国人観光客が中国を訪問し、中国を感じ、中国を体験できるようバックアップされる計画だ。深センで働いている米国人のチャールズさんは、「夏に桂林や成都、重慶に旅行に行く計画。それは、中国のソーシャルメディアで、人気のとなっているルートだ」とした。(編集KN)

「人民網日本語版」2025年4月14日

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