1-3月期の中国の出入国(境)者数は延べ1億6300万人 前年同期比15.3%増

人民網日本語版 2025年04月16日16:09

中国国家移民管理局は15日に開いた記者会見において、今年の第1四半期(1-3月)の移民管理業務の主なデータを発表した。中国全土の移民管理機関が確認した出入国(境)者数は前年同期比15.3%増の延べ1億6300万人だった。うち、中国大陸部の住民が前年同期比15.4%増の延べ8027万2000人、香港・澳門(マカオ)・台湾地区の住民が同比11.2%増の延べ6572万4000人、外国人が同比33.4%増の延べ1743万7000人だった。確認された出入国(境)した公共交通・輸送の航空機、鉄道、船舶、車両の総数は前年同期比15.5%増の延べ849万5000機・本・隻・台だった。人民日報が伝えた。

1-3月期、中国全土の移民管理機関は、移民管理の分野の制度型開放を引き続き推進し、ハイレベルの開放と質の高い発展を促進するために全力を尽くした。具体的には、東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国から訪れる団体旅行者を対象に、雲南省西双版納(シーサンパンナ)傣(タイ)族自治州から中国に入国する場合、ビザ免除とする措置を打ち出したほか、広東省珠海市の戸籍を持つ住民を対象に、週1回までの澳門訪問が可能となる「一周一行」通行証を発行する措置、珠海市の横琴粤澳深度合作区(横琴島・広東省・澳門特区が踏み込んで協力するエリア)の戸籍または居住証を持つ住民を対象に、訪問回数に制限のない「一簽多行」通行証を発行する措置の実施が本格的に始まっている。(編集KN)

「人民網日本語版」2025年4月16日

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