中国がインドネシアと初の外務・国防相「2プラス2」を開催

王毅中共中央政治局委員（外交部部長<外相>）と董軍国防部部長（国防相）は21日、インドネシアのスギオノ外相及びシャフリ国防相と共に、外務・国防担当閣僚による協議「2プラス2」を初めて開催した。新華社が伝えた。

王氏は「過去1年間に、習近平国家主席とプラボウォ大統領は2回会談し、新時代における中国インドネシア関係発展の青写真を共に描いた。両国首脳の指導の下、両国は外相・国防相による協議『2プラス2』を立ち上げ、始動させた。これは中国が世界で初めて立ち上げた閣僚級『2プラス2』であり、両国間の高度の戦略的相互信頼を十分に示すものであると同時に、地域と世界に影響力を持つ中国インドネシア運命共同体の意味を一層豊かなものにした。我々は両国首脳の重要な共通認識を戦略的指針とし、両国関係が高い水準と起点において再び新たな章を綴っていく後押しをする必要がある」とした。

董部長は「中国はインドネシアと共に、両国首脳間の共通認識を実行に移し、戦略的相互信頼がさらに厚く、メカニズムがさらに整い、統合的推進がさらに力強く、挑戦への対処がさらなる底支えを持つ、防衛・安保協力の新体制を構築し、リスクと挑戦に連携して対処していきたい」とした。

スギオノ外相は「インドネシアは中国と共に、政治的信頼をさらに強固にし、各レベルの交流を緊密化し、互恵協力を深め、多国間枠組における意思疎通と協力を強化していきたい」とした。

シャフリ国防相は「インドネシアは中国と、防衛・海洋安全保障などの分野における協力を強化し、地域の平和と安定を維持していきたい」とした。（編集NA）

「人民網日本語版」2025年4月22日