海外メディアが注目する中国の「空飛ぶ保温ボトル」
人民網日本語版 2025年04月23日14:44
シンガポール紙「聯合早報」は20日付で、中国が中国製新型ドローンを披露したと報道した。このドローンの形は保温ボトルのようで、その積載係数は世界最大とされている。そしてこれは中国が無人作戦能力を継続的に強化する最新の事例だと報道している。環球時報の取材を受けた軍事専門家の張学峰氏は21日、「同ドローンは小型で、積載量が大きく、AI(人工知能)アルゴリズムを使用し、自律飛行および耐干渉能力が高いといった特徴を備えている」とした。環球時報が伝えた。
報道によると、この保温ボトルに似たドローンの大きさは従来の柄付手榴弾とほぼ同等で、柔軟に空を飛ぶことができる。世界で知られているすべての無人飛行体の中で最も高い積載係数を誇る。
張氏は、「マイクロドローンや巡航ミサイルはロシア・ウクライナ紛争ですでに大きな軍事的価値を示している。しかし、これらの自爆型ドローンの大半が、商用マイクロドローンを簡易改造したものだ。今回報道されたドローンはマイクロドローンの利点を継承しつつ、革新的な設計によって軍事利用により適したものになっている。小型で持ち運びや操作が容易だ。積載係数が大きいということは、より小型の機体でより多くのペイロードを搭載できることを意味する。さらに、AIアルゴリズムを搭載していることで、人的依存度を低減することができる。非常に強力な自律飛行能力を持ち、耐干渉能力も向上している」と説明した。(編集YF)
「人民網日本語版」2025年4月23日
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