習近平国家主席が気候変動・公正な移行に関する指導者サミットであいさつ

習近平国家主席は23日、気候変動・公正な移行に関する指導者ビデオサミットであいさつした。

習主席は、「今年は『パリ協定』採択から10周年であり、国連の設立80周年でもある。一部の大国が国際秩序に深刻な衝撃を与えているものの、歴史は常に紆余（うよ）曲折を経ながら前進していくものであり、確固たる自信を持ち、団結と協力を強めれば、世界の気候ガバナンスの取り組みを必ずや着実かつ長期的に推進することができる」と呼びかけた。

具体的には、まず多国間主義を堅持すること、次ぎに国際協力を深めること、第三に公正な移行を推進すること、第四に実務的な行動を強化することを挙げた。

習主席はさらに、「中国式現代化の顕著な特徴は人と自然の調和と共生である。中国は世界のグリーン発展における確固たる実践派であり、世界の新たに増加した緑地面積の4分の1に貢献している。中国は各国と共に、清潔で美しく、持続可能な世界の建設を推進していきたいと願っている」と強調した。

中国国際放送局（CRI）より 2025年4月24日