「労働節」連休中、鍾乳洞コンサートや崖の上のカフェが人気に
人民網日本語版 2025年05月07日10:52
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「労働節(メーデー、5月1日)」に合わせて5連休となった中国では、のどかな農村でのんびり過ごすことが人気を集めた。
旅行プラットフォームのデータによると、5連休中、これまでは穴場だった県の行政中心地が人気の旅行先となった。予約数が多かった人気の県の行政中心地トップ10を見ると、福建省平潭県、広西壮(チワン)族自治区陽朔県、四川省九寨溝県、貴州省荔波県などがランク入りしている。プラットフォームがカバーしている中国全土の県の行政中心地1229ヶ所のホテルの予約数は前年同期比で約20%増加した。
今年の「労働節」5連休は、 それぞれの地域に合わせた独特な消費シーンを打ち出すことに重きを置くというのが、農村消費市場の新たな変化となった。
貴州省綏陽県温泉鎮は、鐘乳洞やカルスト地形の資源が豊富で、5連休中は初となる鐘乳洞コンサートが開かれた。鍾乳石が連なる鐘乳洞に、音響システムが設置され、音楽そのものの質感を残しながら、鐘乳洞ならではの天然の音響効果で、独特の美しい音色が響き渡った。
このように鐘乳洞を新たな消費シーンに活用している地域が増えており、洞穴図書館や洞穴を探険する撮影旅行、ヴィア・フェラータといった新たな消費業態が次々と登場している。ヘルメットをかぶって、必要な道具を装着し、断崖絶壁を登って、高さ80メートルの頂上で、コーヒーを飲むというスリル満点の格別な体験「崖の上のカフェ」は一気に人気を集めた。
崖の上のカフェの責任者・袁登虎さんによると、鍾乳洞には毎日、たくさんの観光客が訪れており、1日にコーヒー1千杯以上が売れているという。(編集KN)
「人民網日本語版」2025年5月7日
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