中国企業のドイツへの投資プロジェクト、2024年もトップ3に

人民網日本語版 2025年05月14日16:24

ドイツ貿易・投資振興機関(GTAI)が12日に発表した、2024年の外国企業からドイツへの投資に関する報告書によると、昨年も中国企業のドイツへの投資熱が衰えず、投資プロジェクト数は199件に達したという。

同報告書によれば、24年にドイツで行われた外国からの投資プロジェクトは合計1724件で、前年と比べてわずか2%減少した。そのうち中国のプロジェクトは23年とほぼ横ばいで、国別で前年に続いて米国とスイスに次ぐ3位だった。

同報告書によると、中国企業は昨年、再生可能エネルギーの分野で引き続き活発な投資を維持し、関連プロジェクトは31件に上った。電子化・自動化、交通・物流も主な投資分野だ。業務別に見ると、生産と研究開発に関連したプロジェクトが約4分の1を占めた。

同報告書を作成したGTAIの専門家のトマス・ボヤン氏は、「中国は引き続きドイツへの主な投資国の上位に入り、ドイツは中国の欧州投資計画における最大の受益者でもある。中国企業は再生可能エネルギー、電池サプライチェーン、自動車、医療技術、ロボットなどの分野にますます照準を合わせており、特にこうした産業のソフトウェアソリューションに焦点を当てている」とした。(編集KS)

「人民網日本語版」2025年5月14日

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