「国際生物多様性の日」に雲南省西双版納ではホタルが見頃に

人民網日本語版 2025年05月23日16:20
「国際生物多様性の日」に雲南省西双版納ではホタルが見頃に
流星のように木々の中を乱舞するホタル(撮影・張嬌嬌)。

雲南省西双版納(シーサンパンナ)傣(タイ)族自治州にある中国科学院の熱帯植物園のホタルが今、見頃を迎えている。無数のホタルが木の葉にとまり、草地や湖の周りを乱舞する神秘的な世界が広がっている。

ここでは25回目の「国際生物多様性の日」となった5月22日、中国科学院西双版納熱帯植物園で撮影されたロマンチックに舞うホタルを見てみよう。

国家公園を主体とする自然保護地体系の構築、及び野生動植物保護プロジェクトの実施が功を奏し、絶滅が危惧されている中国の野生動植物の個体数は近年、安定して回復している。そして、生息・繁殖環境が安定して改善し、生物多様性保全は目に見えた成果を上げている。現時点で、中国で絶滅が危惧されている野生動物約200種類が回復性増加の段階に突入し、約100種類の野生植物が緊急保護されている。2024年、中国の水鳥のモニタリング結果によると、越冬した水鳥の数が505万9000羽に達し、過去最多を記録した。(編集KN)

「人民網日本語版」2025年5月23日

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