1回目の「文明対話国際デー」、異なる文明間の交流や相互参考の強化

人民網日本語版 2025年06月10日14:44

1回目の「文明対話国際デー」(6月10日)を迎えるにあたり、世界各地で記念イベントが開催されている。昨年6月、第78回国連総会で中国が提出した決議が全会一致で採択され、毎年6月10日が「文明対話国際デー」と定められた。この決議は、グローバル文明イニシアティブの核心的理念を十分に体現するものだ。中央テレビニュースが伝えた。

「文明対話国際デー」の設立は、文明の多様性や文明間交流・協力の持つ重要な価値に対する世界の認識を高め、異なる文明間の交流や相互参考の強化を促し、連帯を深め、グローバルな課題の解決策を共に探ることを目的としている。

国際的な人的・文化的交流を強化し、グローバル文明対話を促進するため、中国は各国と共にグローバル文明イニシアティブを実践し、良きものを分かち合い、より良きものを創り上げる「世界文明の百花園」を共に築こうとしている。中央アジア5ヶ国を「文化シルクロード」計画に招待し、アラブ諸国と「グローバル文明イニシアティブ中国・アラブセンター」を設立する意向を表明し、アフリカ諸国と連携して「文明相互参考パートナーシップ・アクションズ」を推進し、「中国・中南米文明対話会議」を開催するなど、着実な行動の一つ一つを通じて、グローバル文明イニシアティブの実践のために足掛かりを増やし、異なる文明間の調和ある共存と互いの成果を後押ししている。

在ナイロビ国際機関ケニア政府代表部のアバブ常駐代表は「グローバル文明イニシアティブは、世界各国は緊密に結びついているという明確なメッセージを伝えた。人類文明の多様性は、素晴らしい世界の情景を織り成している。そして、中国は運命を共にする理念を堅持し、まさにそのためにたゆまず努力し、積極的に役割を果たしている」と語った。(編集NA)

「人民網日本語版」2025年6月10日

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