習近平国家主席がアルバニージー豪首相と会談

習近平国家主席は15日、中国を公式訪問中のオーストラリアのアルバニージー首相と北京の人民大会堂で会談した。新華社が伝えた。

習主席は「中豪関係は近年、互いの努力によって低迷を脱し、立て直しを実現して、両国民に確かな幸福をもたらしてきた。我々にとってその最大の示唆は、対等に付き合い、小異を残して大同につき、互恵協力を図ることが中豪両国及び両国民の根本的利益にかない、国際情勢がいかに目まぐるしく変化しようとも、この大きな方向性を揺るがず堅持すべきであるということだ。中豪の包括的な戦略的パートナーシップはすでに第2の10年間に入っており、中国はオーストラリアと共に、両国関係の一層前向きで良い方向への発展を推進し、両国民により良く幸福をもたらすことを望んでいる」と表明した。

アルバニージー首相は「中国の発展はオーストラリアにとって極めて重要であり、オーストラリアはこれまで中国との経済的デカップリングを求めたことはなく、円滑な二国間貿易を維持し、グリーン産業、気候変動対策、医療技術などの分野で実務協力を推進し、互恵・ウィンウィンを実現することを望んでいる。観光、教育、スポーツなど人的・文化的交流を強化し、両国民間の相互理解を促進していきたい」とした。（編集NA）

「人民網日本語版」2025年7月16日