中国のビザ免除措置対象国は75ヶ国に

人民網日本語版 2025年07月31日16:15

中国国務院新聞弁公室が30日に開催した「第14次五カ年計画(2021-25年)の質の高い達成」をテーマにしたシリーズ記者会見で、国家移民管理局の関係責任者が説明したところによると、「第14次五カ年計画」期間中、中国は各種ビザ免除措置の最適化を積極的に推進し、75ヶ国を対象にビザ免除措置を実施している。トランジットビザ免除措置の対象国は55ヶ国に拡大し、同措置を利用して入国できる出入国検査所は24省(自治区、直轄市)の60ヶ所に増え、可能な滞在時間を一律240時間に延長するなど、外国人の観光、商用、親戚・友人訪問を目的とした中国訪問に一層便宜が図られるようになっている。

今年1-6月、中国全土の各出入国検査所から入国した外国人は前年同期比30%増の延べ1915万人に達した。そのうちビザ免除措置の利用者は1364万人で、全体の71.2%を占め、前年同期比で53.9%増加した。ビザ免除措置のメリットが継続的に引き出され、中国と世界各国の人々の交流が促進され、感情面での距離が縮まり、親睦が深まり、多くの外国人が実体験を通して全面的かつ立体的な中国を知るようになっている。(編集KN)

「人民網日本語版」2025年7月31日

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