旧市街地に新しい息を吹き込み、観光客を魅了する新疆・庫車

人民網日本語版 2025年08月14日15:35
旧市街地に新しい息を吹き込み、観光客を魅了する新疆・庫車
庫車市の旧市街地で記念写真を撮影する女性(撮影・李欣洋)。

夕暮れになると、新疆維吾爾(ウイグル)自治区阿克蘇(アクス)区庫車(クチャ)市熱斯坦街のカラフルな木製の門が次々とライトアップされていく。そして、路地の奥からはマカームに合わせて太鼓を叩く音や、伝統楽器・都塔爾琴を奏でる音が聞こえ始め、ナンを焼く香りとコラボレーションし、独特のムードを作り出し、観光客で賑わいを見せる。人民網が伝えた。

シルクロード上の「亀茲文化」が今でも人々の生活に溶け込んでいる庫車市は、「無形文化遺産IN路地」プロジェクトを通して、旧市街地に新しい息を吹き込んで、多様な文化を展示する「オープン博物館」としており、各地からやって来た観光客が「亀茲文化」に触れたり、歴史ある街の活気を体感したりできるようにしている。

今年1-7月期、庫車市を訪れた中国国内観光客の数は前年同期比47.97%増の延べ714万2100人に、その観光消費額は同50.63%増の38億4600万元(1元は約20.4円)に達した。(編集KN)

「人民網日本語版」2025年8月14日

注目フォトニュース

関連記事