外交部「台湾問題で言動を慎むよう日本側に促す」
人民網日本語版 2025年08月15日13:53
外交部(外務省)の林剣報道官が14日、中日関係に関する質問に答えた。
【記者】日本政府は、中国の韓俊・農業農村部部長(農業農村大臣)が訪日を取り止めたと発表した。この件について、台湾地区の対外業務当局責任者である林佳龍氏が先ごろ訪日したことと関係しているとの分析がある。韓部長の訪日取り止めの理由は何か。中国側は中日間の高官往来の必要性をどう見ているか。
【林報道官】韓部長の訪日延期の具体的理由については、主管当局に確認することを勧める。中国側は、中日両国間の各レベルでの接触の維持に対して、開かれた姿勢を保っている。日本側が誠意をもって中国側と往来するのであれば、実際の行動を示し、「一つの中国」原則を的確に厳守し、中日関係の政治的な基礎を守り、中日間の4つの基本文書の精神及び中日の戦略的互恵関係の包括的推進という姿勢表明を確実に履行すべきであり、言行不一致であってはならない。
質問された林佳龍氏の訪日については、次の点を改めて強調したい。日本側が、林佳龍氏のいわゆる「私的な立場」での訪日を黙認し、「台湾独立」勢力に反中分裂活動の場を提供したことは、国際関係の基本準則及び中日間の4つの基本文書の原則への重大な違反であり、深刻な誤ったシグナルを発するものである。我々は日本側に対して、歴史を深く反省し、歴史の教訓を汲み取り、台湾問題で言動を慎むよう促す。いかなる形であれ中国の主権を損なってはならず、「台湾独立」分裂勢力にいかなる誤ったシグナルも発してはならない。(編集NA)
「人民網日本語版」2025年8月15日
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