広西の南寧市で感じるAI産業の鼓動

人民網日本語版 2025年08月29日15:25

南AセンターでAI技術を体験するASEAN諸国の主要メディア記者と海外のインターネット達人たち。撮影・馮梓剣

南AセンターでAI技術を体験するASEAN諸国の主要メディア記者と海外のインターネット達人たち。撮影・馮梓剣

広西壮(チワン)族自治区南寧市でAI製品を体験したベトナムのインターネット達人、ブイ・ティ・トゥエン氏は27日、「このAI翻訳メガネは中国語とベトナム語のリアルタイム翻訳ができて、正確で便利だ」と思わず称賛した。この日、「新たなチャンスを共有し、手を取り合って未来へ」をテーマとした2025海外メディアによる広西取材イベントに参加したASEAN諸国の主要メディアの記者や海外インターネット達人たちは南寧を訪れ、AI(人工知能)産業発展の力強い鼓動を肌で感じた。南寧日報が伝えた。

取材団はまず、邁越科技股份有限公司を訪問。展示ホールには多様なAI製品が並び、スマートなエコシステムを描き出していた。ASEANの複数の国の言語を認識できるAI翻訳カード、広西の複数の大学で導入されているAI教育評価分析プラットフォーム、国境を越えるデータ処理を加速させるスマート演算能力一体機などが披露された。パキスタンのインターネット達人、ハミード・ハフィズ・タンヴィール氏は翻訳カードを試用し、「東南アジア地域で普及すれば、障害のないコミュニケーションが実現できる」と興奮気味に語った。同社は今年2月にベトナム企業と提携し、「広西ソリューション」の国境を越えた輸出を実現。現在はマレーシア、カンボジア市場への展開を積極的に進め、地域的なデジタルエコシステムを構築し、中国の技術標準の「海外進出」を推進しているという。

続いて訪れたのは、中国—ASEAN人工知能イノベーション協力センター。テクノロジー感あふれる空間では、AIガイドシステムに加え、裸眼3Dやホログラム投影など最先端技術を駆使した展示が行われ、中国のAI分野の成果やASEANとの協力交流成果が全面的に展示されていた。ラオスの「ビエンチャン・タイムズ」記者、チャン・ジンチュエン氏は、「ここでは未来のテクノロジーとASEANの文化が融合していて、本当に不思議だ。これは単なる技術輸出ではなく、共同建設・ウィンウィンのデジタルエコシステムの構築だ」と感嘆の声を上げた。

さらに取材団は、ASEAN各国の言語を認識できるスマートカスタマーサービスシステムや、ASEANの伝統音楽要素を取り入れたAI作曲ツールを体験。AIがさまざまな産業にエンパワーメントする「AIスーパーリーグ(A超)」の「AI+越境EC」部門のデモンストレーションも見学した。タイPBSテレビのシリワン・スリスック記者は、「以前はAIは遠い存在だと思っていたが、今では文化をより良く伝えることができるのだと分かった」と語った。

南寧市は現在、AIなどの新興産業の育成と拡大を加速させており、新たな分野を開拓し、ASEAN向けのAI産業の新たな先進地づくりを急いでいる。取材団のメンバーらは口々に、中国とASEANのAI分野における協力には明るい見通しがあるとの期待を示した。(編集YF)

「人民網日本語版」2025年8月29日

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