外交部「中距離ミサイルシステム『タイフォン』の速やかな撤去を米日に促す」

人民網日本語版 2025年09月17日10:57
外交部「中距離ミサイルシステム『タイフォン』の速やかな撤去を米日に促す」

米国と日本が共同訓練の名目で日本に中距離ミサイルシステム「タイフォン」を展開したことに対し、外交部(外務省)の林剣報道官は16日、強い不満と断固たる反対を表明し、米日に対して、地域諸国の声を直視し、誤ったやり方を正し、中距離ミサイルシステム「タイフォン」を速やかに撤去するよう促した。

林報道官は「米国による中距離ミサイルシステム『タイフォン』のアジア諸国への配備は、他国の安全保障上の正当な利益を損ない、地域の軍拡競争や軍事的対抗のリスクを高めるものであり、地域の戦略的安全保障にとって実質的な脅威となる。米日は他国の安全保障上の懸念をしっかりと尊重し、実際の行動によって地域の平和と安定にプラスの役割を果たすべきだ。今年は中国人民抗日戦争ならびに世界反ファシズム戦争勝利80周年にあたる。中国は日本に対して、侵略の歴史を深く反省し、平和路線を堅持し、軍事・安保分野において言動を慎むよう促す。アジア近隣隣国の信用を失い、地域の平和と安定を損なう事をしてはならない」とした。(編集NA)

「人民網日本語版」2025年9月17日

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