董軍国防部部長が北京香山フォーラム出席の各国国防相と会談
董軍国防部部長(国防相)は18日、第12回北京香山フォーラムに出席するために来中したベトナムのファン・バン・ザン国防相、ウルグアイのラソ国防相、ソマリアのフィキ国防相とそれぞれ北京で会談した。人民日報が伝えた。
董部長は「現在、世界は新たな激動と変革の時期に入り、グローバル・ガバナンスの問題が深刻化している。各国、特にグローバル・サウスにおいて、平和を求め、発展を図り、協力を促進する声が高まっている。中国は各国と共に、『団結と相互信頼』『安危を共にする』『小異を残して大同につく』原則を堅持し、持続的に戦略的相互信頼を揺るぎないものにし、防衛・安全保障協力を深め、揺るぎなく世界の平和・安定・進歩の力となり、より公正かつ合理的なグローバル安全保障ガバナンス体制の構築を後押ししていくことを望んでいる」と表明した。
会談で各国の国防相はフォーラムの開催成功を祝し、対話と交流の促進、親善と相互信頼の増進、コンセンサスの形成において中国の果たしている重要な役割を高く評価した。
ファン・バン・ザン国防相は「ベトナムは両党・両国指導者間の重要な共通認識をしっかりと実行に移し、人的往来、合同演習・訓練、国境国防友好交流などの協力を強化し、越中運命共同体構築の深化と着実化に貢献していくことを望んでいる」とした。
ラソ国防相は「ウルグアイは中国が各分野で収めた成功経験を真摯に参考にし、中国側と防衛・安保や国際平和維持などの分野で協力を一層深め、手を携えて世界平和の断固たる守護者となることを望んでいる」とした。
フィキ国防相は「ソマリアは『一つの中国』原則を揺るぎなく遂行し、国連総会第2758号決議を断固として支持しており、中国側と両国首脳間の重要な共通認識をしっかりと実行に移し、防衛・安保分野で実務協力を強化し、共通の課題に対する両軍の共同対処能力を不断に高めることを望んでいる」とした。(編集NA)
「人民網日本語版」2025年9月19日
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