猛烈な台風18号が間もなく広東省深センに上陸へ 26万人が避難
人民網日本語版 2025年09月24日11:31
中国中央気象台は今月24日午前6時に、台風のオレンジ警報(4段階のうち2番目に深刻なレベル)を発令した。猛烈な台風18号(ラガサ)の中心は同日早朝5時の時点で、広東省陽江市の南東約255キロの南中国海北部海上に到達した。北緯21.1度、東経114.3度の位置で、中心付近の最大風力は55m/sとなっている。
台風18号は時速20キロほどの速度で、北西に向かって移動し、24日午後から夜にかけて、広東省台山市から湛江市一帯の沿海地域に上陸すると予想されている。上陸時の風速は強い台風に当たる38-48m/sで、上陸後は風速が徐々に弱まると見られている。
これを受け、広東省各地は人命と財産を守るために、各種対策を強化している。
深セン市水害・干ばつ・防風対策指揮部によると、住民が安全な場所に避難できるよう、同市は、避難所865ヶ所を開放し、十分な量の物資も準備している。
同指揮部弁公室の職員によると、23日午後4時の時点で、深セン市の避難者は26万人、避難所に避難した人の数は4万5000人となっている。(編集KN)
「人民網日本語版」2025年9月24日
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