甘粛省で中秋節の贈答品として人気の「焼殼子」の注文殺到

人民網日本語版 2025年09月24日14:26
甘粛省で中秋節の贈答品として人気の「焼殼子」の注文殺到

今年は10月6日に中秋節(旧暦8月15日)を迎える中国。今月23日に、甘粛省嘉峪関市文殊鎮塔湾村の嘉農殊味農民専業合作社を取材したところ、焼きたての「焼殼子」を買いに来た客で賑わっていた。中国新聞網が伝えた。

「中秋節」が近づき、同合作社には、その日に食べたり、進物用にしたりする手作りの「焼殼子」の注文が殺到している。「焼盒子」、または「馬糞焼饃」とも呼ばれる「焼殼子」は、祁連山脈の麓で家畜を放牧する遊牧民の間で誕生した、持ち運びができ、保存に適した伝統的な食べ物で、現地ならではの亜麻仁油とフェヌグリークパウダーを使って作られている。その形はセンマイやザクロ、モモなどさまざまで、今では、嘉峪関市の伝統的な小麦を使って作られた食品の中でも人気が高いご当地グルメとなっているほか、「中秋節」に親戚や友人への贈答品として人気を集めている。(編集KN)

「人民網日本語版」2025年9月24日

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