中国で「みだれ髪の馬」の置物が爆発的人気となったワケは?

人民網日本語版 2026年02月05日14:26

午年の春節(旧正月、今年は2月17日)を控え、山東美術館の馬の置物「馬彪彪」が爆発的人気となっている。その瞳は黒豆のように小さく可愛らしい一方で、たてがみはボサボサに乱れ、楽しげに走る姿がデザインされている。

そんな「馬彪彪」の姿をネットユーザーは、「月曜の朝の私にそっくり」と評し、自らヘアメイクアーティストになって、そのたてがみを、ツインテールにしたり、お団子ヘアにしたり、三つ編みにしたりして、「イメチェン」を図っている。

「馬彪彪」のデザインは大雑把に見えるものの、そのモチーフは実は現代中国画の巨匠と評される斉白石の「十二属図」に描かれた「千里を駆ける馬」だ。

文化クリエイティブグッズの「馬彪彪」は、「千里を駆ける馬」のたてがみをボサボサにして誇張することで、よりキュートさを強調している。

「馬彪彪」は黄色や緑、ピンクなど全部で8色。たてがみは羊の毛を使用しており、ユーザーは自分の好みに合わせて、その「ヘアスタイル」を変えて、DIYを楽しむことができる。

「馬彪彪」のファンは学生だけでなく、各世代の社会人にもいる。そして多くのファンが、「自由で、奔放で、何ものにもとらわれない感じが私の精神状態にピッタリ!」や「たてがみがボサボサのこの馬を見ると、髪をふり乱しながらも、前進し続ける自分の姿と重なる」といったコメントを寄せている。

では、「馬彪彪」がこれほどの人気になっているのはなぜなのだろうか?

山東美術館の崔文涛副館長はその点について、「モチーフにしている『千里を駆ける馬』の特徴を捉えているだけでなく、人々の心を鷲掴みにし、消費者の情緒的価値と美的価値を満たしているから」としている。

(編集KN)

「人民網日本語版」2026年2月5日

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