「明前茶」と「雨前茶」の違いは?茶葉鑑定のプロの解説

人民網日本語版 2026年04月03日14:54

清明節(先祖を祭る中国の伝統的な祭日、今年は4月5日)前後になると、春茶が次々と市場に出回る。「春茶」が好きという人は多いものの、なぜ貴重なのかをはっきりと説明できる人は少ないかもしれない。

中国農業科学院・茶葉研究所の副研究員である、茶葉を鑑定する国家一級評茶師の張穎彬氏によると、春茶とは毎年春に出荷される茶葉を指す。長い冬の休息と養分の蓄積を経て、茶の木に含まれる栄養と風味は一年でピークに達する。

清明節前後に出荷される春茶の購入をめぐる疑問に、専門家の観点から、張氏が答えてくれた。

市場では、「できるだけ早く購入しなければ」という風潮がある一方で、「初摘み」の茶や「明前」の茶しか飲まないことにしている人も少なくない。その点、張氏によると、「明前茶」というのは清明節前に摘まれる茶のことで、「雨前茶」というのは二十四節気の6番目「穀雨」前に摘まれる茶のこととなる。本質的には摘まれるタイミングにあり、品質のランクの問題ではなく、どちらが良く、どちらが悪いというわけでもない。

雨前茶はコストパフォーマンスが高いことが多く、香りが濃厚でベテランの茶愛好家に人気となっていることは注目に値する。そのため、他の人が買っているからといって、買い急ぐ必要はなく、その年の実際の品質や自分の好みに合わせて購入するほうが賢い。

また、春茶を購入する場合は、見た目だけに注目せずに、自分で味見したり、飲み比べたりして、自分の好きなものを選ぶようにしたほうがいいほか、買いだめは控えたほうがいい。その保存方法については、直射日光は避け、密封して、気温が低い場所に置いておくようにしたほうが良い。小分けにして冷凍保存し、飲む少し前に常温解凍すると、摘みたての春茶の香りを楽しむことができる。(編集KN)

「人民網日本語版」2026年4月3日

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