【音声ニュース】生育期間が半分近くに短縮、「宇宙の種」が内蒙古の砂漠で開花に成功
人民網日本語版 2026年05月22日09:09

内蒙古自治区阿拉善(アルシャー)盟額済納(エジン)旗東風鎮にある宇宙育種実験拠点では、「宇宙の種」から成長した数株のニクジュヨウ(肉蓯蓉)が砂地で大きく育ち、丸みを帯びた豊かな花序をつけ、広大な砂漠に力強く立っていた。一方、実験の対照群として育てられている従来の株はまだ栄養生長期(株を大きくする段階)にあり、明らかなコントラストを成している。
東風鎮で先ごろ、中国初の再利用可能な回収式技術試験衛星「実践19号」に搭載された砂漠ニクジュヨウの「宇宙の種」の育成が重要なブレイクスルーを遂げ、最初の実験株が開花に成功した。この「宇宙の種」の栄養生長期はわずか338日間であり、その期間は従来の種に比べて半分近くに短縮された。これは、現地の砂漠産業における遺伝資源イノベーションが重要な段階的成果を収めたことを示している。
額済納旗林業・草原局の袁嘉磊副局長は、「昨年の春に接種を始めて以来、我々の技術者が全過程を追跡してきた。現在、その成果は一目瞭然だ。対照群がまだ緩やかな栄養生長期にあるのに対し、宇宙育種群のサンプルはすでに一部の株が1年早く開花している」と語る。
同プロジェクトの技術責任者を務める中国医学科学院薬用植物研究所の徐栄研究員は、「生長期は作物の経済的価値を測る核心的な指標だ。宇宙育種は、宇宙の特殊な環境を利用して生物の変異を加速させる。今回の実験で生長期の著しい短縮を実現し、優れた遺伝資源のスクリーニングに成功したことは、今後の品種選定や鑑定、および地域での普及の後押しとなる」と話す。
「人民網日本語版」2026年5月22日
注目フォトニュース
このウェブサイトの著作権は人民網にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257 Mail:japan@people.cn
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257 Mail:japan@people.cn








