袁隆平氏が創設した実験室で、イネがさらに成長
5月の湖南省長沙市では、イネのスマート温室に青々とした緑が広がり、ハイブリッド米がすくすくと成長している。ここはハイブリッド米全国重点実験室であり、2011年に袁隆平院士と朱英国院士が共同で設立した研究施設だ。新華社が伝えた。

2011年6月25日、湖南ハイブリッド米研究センターと武漢大学が共同設立したハイブリッド米国家重点実験室(22年にハイブリッド米全国重点実験室へ改称)の除幕式が長沙で行われ、式典であいさつする中国工程院院士の袁隆平氏。撮影・李尕

これは2026年5月21日にハイブリッド米全国重点実験室の実験田で撮影されたハイブリッド米。撮影・周勉
袁氏が晩年に最も気にかけていたのは、良い作物が育たない土地であり、人々の食卓に安心して食べられる食糧を届けられるかどうかだった。第3世代ハイブリッド米、低カドミウム米、耐塩性品種イネはいずれも、袁氏が生前に情熱を注いだ研究テーマだ。近年、若手研究者たちがその志を受け継ぎ、この実験室で研究開発を続けている。水耕栽培実験を行い、低カドミウム蓄積性や耐塩性などの特性を持つイネ品種の選別を進めている。

2026年5月19日、蛍光検出装置を用いて第3世代ハイブリッド米の繁殖系統と雄性不稔親株を選別するハイブリッド米全国重点実験室の研究者。撮影・陳思汗

2025年3月25日、マダガスカルの首都アンタナナリボ近郊にある中国ハイブリッド米高収量実証拠点で、現地農家に水稲の生育状況を説明する袁隆平氏の教え子である中国農業技術専門家の胡月舫氏(右から1人目)。撮影・李亜輝
近年、第3世代ハイブリッド米は一作・1ムー(約6.7アール)当たり1000キログラムの収量を安定的に維持する一方、種子生産量は200キログラムを超えている。低カドミウム米の品種は今年55に達する見込みで、耐塩性品種イネは塩分濃度3‰〜5‰の環境下でも、一作・1ムー当たり400キログラムの収量を実現しており、各地域農家の栽培需要を大きく満たしている。(編集YF)
「人民網日本語版」2026年5月25日
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