黄河から大量の水を放流して土砂を押し流す今年の対策が完了

人民網日本語版 2026年07月15日13:24

中国の水利部(省)は6月22日から7月10日までの19日間、黄河において、ダムの水門を開けて大量の水を放流し、土砂を海まで押し流す水量・土砂調整を実施した。同期間中に小浪底ダムから放流された水は1秒あたり最大4990立方メートル、排出された土砂は水1立方メートルあたり最大787キログラムを記録した。現時点で、水量・土砂調整により放流された水は順調に海まで流れており、設定された目標も達成している。黄河の下流の水の流れも安定しており、水量・土砂調整を原因とする危険な状況は発生していない。人民網が伝えた。

今回の水量・土砂調整により、ダムに蓄積していた土砂が効率よく排出された。小浪底ダムの水位や貯水量の変化はリアルタイムでモニタリングされており、水が大量に放流される過程で、小浪底ダムから1億7900万トンの土砂が、三門峡ダムからは770万トンの土砂が排出されるよう計画された。これにより、ダムに蓄積していた土砂が減り、ダムをより長い年月にわたり使用できるようになった。水量・土砂調整の対象となった小浪底ダム、三門峡ダム、万家寨ダム、故県ダム、陸渾ダム、河口村ダムなどの水位は全て出水期の制限水位を下回り、ダムにさらに41億7200万立方メートルの水を貯水できるようになり、水害対策や安全確保のための基礎が築かれた。

現時点で、黄河はすでに出水期に入っており、水利部は今後も、黄河における降雨や水量、水害の状況などに細心の注意を払い、黄河で水害が発生しないよう万全を期す計画だ。(編集KN)

「人民網日本語版」2026年7月15日

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