中国製「プレハブ住宅」に注文殺到 その理由は?

人民網日本語版 2026年08月06日10:02

(画像著作権はCFP視覚中国所有のため転載禁止)

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広東省の東莞港では、ガントリークレーンが超大型貨物をゆっくりと持ち上げ、大型遠洋貨物船に1つまた1つと積み込んでいた。この貨物は遠くから見るとコンテナに見えるが、近くで見ると1つ1つが箱形をした建物であることがわかる。建物は海を越え、オーストラリア、北米、中東に運ばれると、積み木のように組み立てられてホテルやマンション、病院などに姿を変える。

広東省恵州市恵陽区にある中建科工集団緑色科技有限公司の鋼構造モジュール化製品スマート工場の作業現場は、床に塵もなければ、足場も組まれていないが、全長400メートルあまりの全自動製造ラインが昼夜を問わず稼働している。ロボットがアームを動かし、無人輸送車(AGV)が縦横に走り回り、人と機械が協働する中、溶接の火花があたりに飛び散る。これは中国初の鋼構造モジュール化スマート製造ラインだ。

ここで作られるモジュールは底面、天面、4つの側面からなり、6本のサブ製造ラインで平行して製造され、最終的にラインの末端で箱形に組み立てられる。

同社の李華坤チーフエンジニアは取材の中で、この製造ラインで1日に何個のモジュールを製造できるかを記者に問いかけた。

李氏は5本の指を立てて、「答えは50個!北米の同タイプの工場では1日に製造できるのは5個だが、当社ならその10倍製造できる」と述べた。

中建海竜科技有限公司の王瓊チーフエンジニアによると、工程の70%以上が工場内で行われるようになり、工期は60%以上短くなった。この製造ラインのプレキャストコンクリートモジュールの年間引き渡し能力は2万個から3万個に達するという。

工業化の標準、デジタル化の精度、自動化の効率が向上して、建物は「現場での建設」から「工場での製造」へ変わろうとしている。自動車を作るように建物を作るようになったことが、中国の「プレハブ住宅」に世界から注文が殺到している理由だ。

オーストラリアでは、従来の施工方法による建設作業では人件費がコストの3~4割を占めていた。モジュール化の優位性は、多くの工程が中国国内の工場であらかじめ行えるようになったことにあり、建設現場の人件費を半分以上カットしたとともに、工期を半分以上短縮することができた。李氏は、「建設コストが全体で10%以上削減された」と指摘した。(編集KS)

「人民網日本語版」2026年8月6日

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