19日に愛知・名古屋アジア大会開幕 初出場548人の中国が見据えるものは?
1982年にインド・ニューデリーで行われた第9回アジア競技大会以来、中国は11大会連続で金メダルランキング1位を獲得している。今月19日に、名古屋・愛知で開幕する第20回アジア競技大会で、中国は12大会連続の金メダル獲得を目指すことになる。

やりを投げる厳子怡選手。
厳子怡選手(18)は、今月開催された2026年ダイヤモンドリーグ厦門(アモイ)大会の女子やり投げで、逆転優勝を果たし、国際大会5連覇という圧巻の成績で最新の世界ランキングトップに立った。そして、史上最年少で年間チャンピオンとなった。
そんな「スーパーウーマン」の厳選手は今回、アジア競技大会に初出場する。中国陸上協会の陳晨氏によると、厳選手と日本の北口榛花選手の争いが見どころとなりそうだ。

射撃の杜雨宸選手(写真左)。
中国の注目ポイントは厳選手だけではない。今大会で、中国の若い選手の活躍が見どころとなりそうだ。データによると、今大会、中国の選手団の選手は815人で、平均年齢は24歳。うち、548人がアジア競技大会初出場で全体の3分の2以上を占め、さらに、「05後(2005年以降生まれ)」の選手が全体の27%を占めている。
こうした選手構造から、中国のスポーツ界が長期的な視点に立って、今回のアジア競技大会に臨むことが分かる。アジア競技大会は単なるスポーツの祭典ではなく、中国のスポーツ界が普段の練習の成果を試す舞台となるほか、若い選手がさらに高いレベルで競争できるようになるための重要なステップともなる。若い選手を初出場させるという単純なことではなく、実際の大きな試合においてリズムを感じ、プレッシャーへの対応を学び、競争について理解を深める機会となる。真の実力というのは、実際の試合でしか磨くことができない。メンタル面の成長も大きな試合を経験してこそ得られる。中国のピストル・射撃ナショナルチームを率いる杜麗氏によると、今大会は2028年ロサンゼルス五輪に向けて、重要な大会となる。

体操の種目別ゆかで演技を披露する中国の柯沁沁選手。
端的に言えば、アジア競技大会は単に優勝を目指す大会ではなく、若い選手が試合の勘を身に着ける重要な機会となる。初出場となる中国の選手548人、27%を占める「05後」は、今大会においてメダル獲得の期待がかかっているだけでなく、中国のスポーツ界がロサンゼルス五輪、ひいてはさらに遠い将来を見据えた上での積極的な選出となっている。(編集KN)
「人民網日本語版」2026年9月16日
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