中国、ジャイアントパンダの保護・研究における国際協力を継続的に深化

人民網日本語版 2026年09月30日15:19

ジャイアントパンダの「福双」。画像提供:成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地

ジャイアントパンダの「福双」。画像提供:成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地

ジャイアントパンダの「平平」。画像提供:成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地

ジャイアントパンダの「平平」。画像提供:成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地

米国現地時間9月27日午前8時55分(北京時間9月27日午後8時55分)、四川省成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地からやって来たジャイアントパンダの「平平(ピンピン)」と「福双(フーシュアン)」が無事、米ジョージア州アトランタ動物園に到着し、10年間にわたる海外での生活を開始した。中米双方は、ジャイアントパンダの飼育・繁殖、疾病予防・治療、科学研究、一般向け教育、野生個体群と生息地の保護などの分野をめぐり、交流・協力をさらに深めていくことになる。人民日報が伝えた。

ジャイアントパンダは中国固有の種であり、世界の生物多様性保全における希少種、フラッグシップ種、人気種でもある。1994年以来、中国はジャイアントパンダの長期的な保護研究に関する国際協力を継続的かつ着実に進めてきた。中国と米国によるジャイアントパンダ保護協力は、中国が実施してきた国際的な野生動物保護協力プロジェクトのうち、協力期間が最も長く、参加機関が最も多く、幅広く深い影響を及ぼしているプロジェクトの一つだ。

1994年、成都のジャイアントパンダ2頭が初めて「科学研究交流大使」として日本の和歌山県にある「アドベンチャーワールド」に滞在し、ジャイアントパンダの保護に関する長期的な共同研究の幕を開けた。その後、中国は米国、韓国、ドイツ、シンガポールなど数十カ国とジャイアントパンダの共同研究を実施してきた。

成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地の関係責任者によると、ジャイアントパンダは海外に渡る前に、移送への適応、健康診断への協力、環境への適応などを含む専用の「準備プログラム」を受ける。正式に出発する前には、さらに1カ月間にわたる単独隔離検疫を行い、飛行中や乗り継ぎの際に食べる十分な餌も用意する。中国から派遣されたジャイアントパンダの飼育専門家と獣医チームも海外に同行し、日常的な観察や採血などを担当する。ジャイアントパンダが海外の動物園での生活に適応した後、帰国する。

現在までに、中国は20カ国の26動物園と科学研究協力関係を構築しており、海外で国際協力を展開するために派遣されたジャイアントパンダは計69頭に達している。協力開始以来、計45回の出産で73頭の子が成育しており、研究資源の統合、研究水準の向上、種の保護、人的・文化交流の促進などに重要な貢献を果たしている。

2016年、国際自然保護連合(IUCN)はジャイアントパンダの絶滅危惧カテゴリーを「絶滅危惧」から「危急」へと引き下げた。これは中国のジャイアントパンダ保護活動が積極的な成果を上げたことを反映するとともに、国際社会が中国のジャイアントパンダ保護の成果を評価したことを示している。(編集YF)

「人民網日本語版」2026年9月30日

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