中国「ブルーベイ行動」が国連「世界回復フラッグシッププロジェクト」に認定

人民網日本語版 2026年10月30日15:59

黄河の河口を鳥の群れが舞う壮観な光景。(画像提供:自然資源部北海局)

黄河の河口を鳥の群れが舞う壮観な光景。(画像提供:自然資源部北海局)

中国の自然資源部(省)や財政部が筆頭となって計画・実施している「ブルーベイ修復・整備行動」(Blue Bay Restoration In China、以下「ブルーベイ行動」)が10月29日、国連の世界回復フラッグシッププロジェクト(UN World Restoration Flagship)に認定された。

自然資源部によると、同日、アルメニア・エレバンで開催された生物多様性条約第17回締約国会議(COP17)の「回復デー」で、国際連合環境計画(UNEP)が認定を発表した。中国の全国的な生態系保全プロジェクトがフラッグシッププロジェクトに認定されたのは、2022年に「山水プロジェクト」が第一陣のフラッグシッププロジェクトに認定されたのに続いて二度目。中国は、全国規模の取り組みにより、フラッグシッププロジェクトに二度選出された国となった。

「世界回復フラッグシッププロジェクト」は、UNEPと国際連合食糧農業機関(FAO)が共同で主導し、「国連生態系回復の10年」を枠組みとする重要な世界的プロジェクトで、世界において代表的、模範的で、影響力が大きな生態系回復プロジェクトが選出されている。今回は、コロンビアやエチオピア、イタリア、米国のプロジェクトも選出された。

UNEPは「ブルーベイ行動」について、「世界で最も発展のポテンシャルがあり、目標のスケールが大きく、模範的で、示唆に富んだ大規模な生態系回復事例の一つ。海洋生態環境が改善され、地域コミュニティの長期的幸福が増進された」と評価している。

自然資源部・国土空間生態修復司(局)の王磊司長は、「『第13次五カ年計画(2016‐20年)』、『第14次五カ年計画(2021‐25年)』期間中、中央財政は沿海の省が実施する海洋生態系回復重大プロジェクト194件を支援し、支出した奨励金・補助金は累計で366億3000万元(1元は約23.6円)に達した。中国全土で海沿いの湿地の修復とヒガタアシの防除を15万ヘクタール以上にわたって行い、海岸線2000キロ以上を整備・修復した。『ブルーベイ行動』を通して、青い海、美しい岸辺、美しい海の島といった多くの成果が達成され、人々が幸せを感じることができる場所となっている」と説明した。(編集KN)

「人民網日本語版」2026年10月30日

注目フォトニュース

関連記事