「異世代共住」 ボランティアしながら老人ホームで暮らす若者たち
午後のひと時、広西壮(チワン)族自治区南寧市の五象高齢者サービスセンターでは、クリエイティブ絵画クラスのレッスンが行われていた。レッスンでは、90後(1990年代生まれ)のボランティア講師の梁銀霞さんが高齢者たちのために道具をそろえ、描き方を説明していた。梁さんは普段から高齢者に付き添って散歩したり、新聞の読み聞かせをしたりしており、スマートフォンの使い方を教える時もある。83歳になる李さんは、「若い人が来て、話し相手が増えた。これまでのレッスンでは動画の説明についていけなかったが、若い人が側で説明してくれるようになって、よく分かるようになった」と話す。新華社が伝えた。
今年8月、梁さんは同センターの「異世代共住」ボランティア第1号になった。「異世代共住」というのは、若者が老人ホームなどに住み込んで、文化や娯楽、付き添い、生活支援、健康サポートなどのボランティアサービスを行い、引き換えに低料金または無料で住居を提供してもらう形態を指す。
浙江省麗水市縉雲県でも似たようなケースがある。江蘇省出身の呉煒楓さんは2024年8月に同県の病院で働き始めた。近くの老人ホームの職員寮に空きがあり、毎月、時間を作って高齢者に付き添う活動をすれば寮費が割り引きになると知り、さっそく申し込んで入居した。
ここ数年、各地で高齢者サポートサービスをする条件で若者に住居を提供するスタイルの模索が続いている。五象高齢者サービスセンターの黄子彪副主任は、「当センターではまず、ソーシャルワーカー、医療・介護、心理、法律などの専門技能を備えた若者を優先的に受け入れ、ボランティア活動の熱意と専門的能力をともに重視している。入居後はソーシャルワーカーと介護職員が丁寧に指導し、ボランティアの登録管理や定期的な評価も行い、さらに各方面からのフィードバックに基づいてボランティアの配置を動態的に調整している」と説明した。(編集KS)
「人民網日本語版」2026年10月30日
注目フォトニュース
関連記事
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257 Mail:japan@people.cn








