大学の「防音個室ブース」、声を出せる適切な場所を提供

特別なシーンでの利用ニーズに応える一方で図書館全体の静かな雰囲気を保つ「防音個室ブース」。撮影・侯琳琳
鄭州大学の図書館には、ブルーグレーの「小さな部屋」がずらりと並んでいる。これは、中国の大学で最近人気となっている「防音個室ブース」だ。人民網が伝えた。

「防音個室ブース」で集中して勉強する学生。撮影・常力元
実際に図書館に行って「防音個室ブース」を試したところ、扉を開けて中に入り、扉を閉めた瞬間、「外界と遮断された」と感じた。そして、電源を入れ、椅子に座ると、背中や腰をぴったりと背もたれにもたれさせることができ、新風システムから外気が送られ、閉鎖された空間でも息苦しさや不快感を感じることはなかった。

図書館の閲覧室と遮断された4人用「防音個室ブース」。撮影・侯琳琳
この「防音個室ブース」は遮音性能25デシベル以上。運用開始以来、1年で予約数が延べ5万6000人以上に達し、就職活動シーズンやテスト勉強期間になると、利用者が殺到して空きブースがなかなか見つからなくなるという。

「防音個室ブース」で集中して勉強する学生ら。撮影・常力元
鄭州大学図書館の孟莉莉副館長は、「1人用ブース16台、4人用ブース2台のほか、自習席、ディスカッションルームが設置されており、図書館で気兼ねなく『声を出せる』スペースになっている。1人に付き1日1回のみ予約可能で、利用時間は30分から2時間。ルールに3回違反すると、7日間使用できなくなる。ルールは人を縛るものだと思われるかもしれないが、実際には、便利に利用できる状態を保つためのもの」と説明する。

鄭州大学図書館の中に整然と設置されている「防音個室ブース」。撮影・常力元
利用者が多い時期になると、空きブースがなかなか見つからなくなるため、図書館は1人用ブースをさらに18台導入する計画という。(編集KN)
「人民網日本語版」2026年11月5日
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