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信号を守る「日本式道路横断」、実は効率的 (3)

ほとんど車が通らない交差点で信号待ちをする主婦(東京)

 日本人が交通ルールをしっかり守ることは、周知の事実だ。これは、科学的で整備された交通法規と素養教育のなせる業であると同時に、公的な場での日本人の相互信頼関係によるところが大きい。人民網が報じた。

 歩行者は自動車より弱い立場にあることから、日本の交通法規は、歩行者優先のルールが多い。交通事故が発生した時、歩行者が信号を守っていたかどうかに関わらず、ほとんど自動車側に非があると判断される。信号機が設置されていない交差点では、交差点の近くに停止線が設けられ、ドライバーは、交差点を通過する際に停止線で一旦停止し、付近の状況を確認後、再発進しなければならない。一方、信号機が設置されている幹線道路の交差点の場合、状況は変わってくる。信号が青であれば、自動車は減速することなく、通常スピードで交差点を走行できる。初めて日本を訪れた外国人は、口を揃えて、「あんなスピードで交差点を通りすぎて、日本人は危険だと思わないのか?」と心配する。これは、道路交通法で減速するよう求められていないことによる。同時に、歩行者や交差点を通る他の車に対するドライバーの信頼感を反映している。ドライバーは、全ての日本人が交通ルールをしっかり守ると固く信じており、赤信号を無視して横断することはないと思っている。このような信頼関係が確立していることで、日本における交通の効率性は大幅に高まった。

 また、車・歩行者いずれも、全体的に非常に礼儀正しく、相手に譲る気持を持っている。車が先に通過できる状況であっても、車は歩行者を優先する。たとえ歩行者が車の走行の妨げとなるような時でも、車が歩行者にクラクションを鳴らすことは滅多にない。道幅が非常に狭い路地で、2人の歩行者が道の真ん中をお喋りしながら歩き、後ろから車が来るのに気づかない場合でも、車は2人の後ろからゆっくりと走行し、30秒近くクラクションを鳴らさない。歩行者がようやく車の存在に気づき、道をあけると、車はスーッと通り過ぎる。

 この2人は、車の走行を妨げた特別なケースだが、一般的に、歩行者も交通ルールをしっかり守る。「日本人は、車も歩行者もほとんど通っていない交差点でも、赤信号の間は辛抱強く待つ」というのは、決して誇張ではない。日本人全員に当てはまるとは言えないが、全体的に交通ルールをよく守る。これは、日本人にとっては何も珍しいことではなく、当然だと思っている。交通ルールを守るのは市民として当たり前のことであり、自分の身の安全を守るためでもある。

 このような状況ではあるが、日本人の道路横断効率は極めて高い。 歩行者用信号が青に変わると、歩行者はさっさと順序良く交差点を渡り、縞模様の横断歩道の上をモタモタ歩いている人は皆無だ。歩行者用信号が赤に変わると、今度は車が急発進、スピーディーに進んでいく。秩序を守ることで時間が節約され、その結果、社会全体の運行効率が高められる。(編集KM)

 「人民網日本語版」2012年12月12日

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