夢の旅 瀘沽湖
湖に映る女神山。 |
瀘沽湖は古くは魯窟海子、左所海とも呼ばれ、亮海という別称もある。湖面は海抜約2690.75メートル、面積は約48.45平方キロメートルある。四川省と雲南省の交わる場所にある瀘沽湖は宝石のような湖で、雲南省北西の高原にある。美しい湖と山のあるこの地域には、世界的にも珍しい母系氏族の特徴を持つ摩梭人や、納西族の一部が暮らしている。摩梭人は現在でも母系氏族の婚姻制度を保ち、自然で原初の民俗を残し、この歴史ある土地に神秘的な雰囲気を加え、東方の女性の国と呼ばれている。瀘沽湖は国家4A級風景区で周囲を山に囲まれ、年の3カ月以上雪で覆われている。森林資源が豊富で、山と湖、空気の美しさから現地の摩梭人からは「母の湖」と呼ばれ、また「蓬莱の仙人郷」とも呼ばれている。(編集YH)