遼寧省公文書館が満鉄関連資料約1200点を公開
人民網日本語版 2025年06月13日15:11
遼寧省公文書館はこのほど、「九一八事変」(満州事変)と「七七事変」(盧溝橋事件)に関連する南満洲鉄道株式会社(以下「満鉄」と略)の資料1200点あまりを公開した。中国新聞網が12日付で伝えた。
1906年に設立された満鉄は、日本が当時、中国に擁していた最大の植民地侵略機関であり、日本が敗戦・降伏した1945年に閉鎖した。満鉄は、日本帝国主義が中国侵略政策を推進するための「国策会社」として、その中国侵略戦争において重要な役割を担った。同社は、東北地方における経済的生命線を掌握し、鉱物資源を略奪し、各種情報を収集し、日本の中国侵略活動における同盟軍かつ先鋒として、中国侵略戦争全体において、動かしがたい責任を負っていた。遼寧省公文書館が所蔵する満鉄関連資料には、満鉄が「会社という身分を装いながら、その実態は日本の国家機関として機能していた」という数々の罪が如実に記録されており、日本帝国主義が中国に侵略した罪を暴く、極めて有力な証拠となっている。(編集KM)
「人民網日本語版」2025年6月13日
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