国防部「日本は危険な挑発行為を止めるべき」

国防部（省）の蒋斌報道官が13日、日本防衛省の中国軍関連発言について質問に答えた。

【記者】日本防衛省はこのほど、中国の空母2隻が初めて同時に太平洋海域で活動し、その際に中国の空母艦載機が自衛隊機に「特異な接近」を行ったと発表した。これについてコメントは。

【蒋報道官】中国海軍の「遼寧」と「山東」空母艦隊はこのほど、西太平洋海域において定例訓練を実施した。その際、日本の艦艇や航空機が頻繁に接近して騒ぎを起こし、さらには意図的に海空の安全上のリスクを引き起こした。我々はこれに対し強い不満を抱くものであり、すでに日本側に厳正な申し入れを行った。

中国空母艦隊による訓練活動は公海上のものであり、いかなる特定の国や目標も念頭に置いておらず、国際法および国際的慣行に則ったものだった。日本側の艦艇や航空機による中国側訓練区域への強引な侵入に対する中国側の対処行動は理にかなった合法なものであり、その全過程においてプロフェッショナルかつ自制的であった。

我々は日本側に対して、海空での不測の事態を引き起こさぬよう、危険な挑発行為を止めるよう要求する。（編集NA）

「人民網日本語版」2025年6月16日