外交部「中国はカンボジア・タイ関係の立て直しに引き続き建設的役割を発揮」

人民網日本語版 2025年08月06日14:10

外交部(外務省)の郭嘉昆報道官が5日、カンボジア・タイ関係について記者の質問に答えた。

【記者】カンボジア・タイ国境総委員会(GBC)会議が8月4日から7日にかけてマレーシアで開催され、中国も7日のGBC特別会議に招待されて参加するとの報道について、コメントは。

【郭報道官】中国・カンボジア・タイ三者による非公式会談が7月30日に成功裏に開催されて以降、カンボジア・タイ国境で交戦は再発しておらず、現地の情勢は沈静化に向かっており、カンボジアとタイの停戦合意は着実に実行に移されつつある。

ASEAN輪番議長国であるマレーシアの積極的な調整の下、カンボジアとタイは国境総委員会会議を開催し、停戦監視メカニズムの詳細な取り決めについて様々なチャンネルやレベルで意思を疎通している。これは実効性ある持続可能な停戦の実現に資するものであり、中国はこれを評価し、歓迎する。

中国はカンボジア・タイ両国の意向に基づき、両国及びマレーシアなど地域諸国と緊密な意思疎通を保ち、停戦を揺るぎないものにし、意思疎通と対話を促進し、事態の沈静化を後押ししてきた。今後もASEANによる和平促進の努力を支持し、公正かつ公平な立場を堅持し、自らの方法でカンボジア・タイ関係の立て直しのために建設的な役割を果たしていく。(編集NA)

「人民網日本語版」2025年8月6日

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