中国海軍の艦載機3機種が空母「福建」で初の離着艦訓練に成功

人民網日本語版 2025年09月23日14:53

中国人民解放軍の海軍当局は22日、中国人民抗日戦争ならびに世界反ファシズム戦争勝利80周年記念行事の軍事パレードに参加した艦載機「殲-15T」「殲-35」「空警-600」が、空母「福建」で初のカタパルト発進と着艦訓練に成功していたことを明らかにした。これは中国の空母発展における新たなブレイクスルーであり、「福建」が電磁式タパルトと回収能力を備えたことを意味し、海軍のモデル転換の推進において一里塚的意義を持つものだ。新華社が伝えた。

これまでに実施した複数回の試験訓練任務において、海軍のパイロット複数がこれら艦載機3機種を操縦して、「福建」での離着艦を成功させた。これにより、中国が完全に独自開発した電磁式タパルト及びアレスティング・ギアと艦載機各機種との優れた適合性が検証され、「福建」は全甲板作業能力をほぼ備えるに至り、今後、艦載機各機種を空母艦隊システムに組み込むための基礎が固められた。(編集NA)

「人民網日本語版」2025年9月23日

注目フォトニュース

関連記事