湖南衛星テレビの人気オーディション番組「2013年快楽男声」が8日、北京で記者会見を行った。これに伴い、人民網の同番組エントリーサイトも正式にスタートした。同番組と提携する人民網・娯楽チャンネルは、6大ネットのエントリーサイトの中で唯一の政府系ニュースサイトであるだけでなく、海外からエントリーできる唯一のサイトとなっている。
人民網は、中国中央テレビ(CCTV、日本のNHKに相当)の「第15回青年歌手テレビ大賞」に続き、重要な娯楽オーディションのネット選考を担当することになる。
湖南衛星テレビの「快楽男声」は2007年と2010年の2回にわたって放送され、当時全国視聴率1位を獲得した人気オーディション番組。2013年の「快楽男声」のオーディションは、長沙(湖南省)、北京、広州、杭州(浙江省)、成都(四川省)、西安(陝西省)の6地域、6サイト、約30の特設ルートを通して行われる。海外からの応募を受け付ける唯一のエントリーサイトである人民網娯楽チャンネルは、ポップミュージックを愛する世界中の男性に「2013年快楽男声」への出場切符を提供。ネットエントリーや動画選考によってオーディションを行う。
■決勝戦にはニコラス・ツェーも登場
8日の記者会見では、香港スター謝霆鋒(ニコラス・ツェー)が「2013年快楽男声」の決勝戦で審査員を務めることも発表された。謝霆鋒は80年代生まれの歌手の中で最も早く成功と名声を勝ち取ったスーパーアイドル。記者会見当日は、謝霆鋒も会場に現れ、独特のスタイルと表現で音楽への理解を語り、会場を盛り上げた。
■「快楽男声」出身の人気アイドルも応援に駆けつける
「快楽男声」に出演したことで頭角を現し、人気を博したアイドル魏晨(ウェイ・チャン)や2010年にドラマの撮影中に起きた事故で大やけどを負い、昨年末にようやく復帰した兪◆明(ユー・ハオミン)も当日の記者会見に出席した。2人はどちらもこの番組の舞台からスタートし、不断の努力の結果として現在の中国ミュージックシーンの新勢力となった。「千方百計」や「破暁」を代表とする曲がヒットしたことで、魏晨はすでに中国国内の新世代トップの人気歌手となった。同様に、兪◆明もデビュー以来、歌手や司会者、俳優など芸能界のさまざまなジャンルで多様な活躍を見せ、現在「万能アーティスト」としての地位を確立している。
■あらゆるメディアを駆使 新しいソーシャルネット参加型番組へ
再始動した「2013年快楽男声」は、全国14のラジオ局と、10の広告会社、4のネットサイトで番組に参加するためのエントリー特設ルートを、7つのネットサイトで直接エントリーできる特設サイトを設けるほか、全国約100社のメディアが力を合わせて、オーディションの全過程を報道していく。ソーシャルネットワークが急成長する今、中国版ツイッター「微博(ミニブログ)」やチャットアプリ「微信」、APPはどれひとつとして欠かすことができない。(編集MZ)
◆はさんずいに中が景、つくりに頁
「人民網日本語版」2013年5月10日
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