今年は、中国人民抗日戦争および世界反ファシズム戦争勝利の70周年にあたる。当時、日本の軍国主義が犯した侵略犯罪は覆い隠すことが許されるものではなく、歴史的な真相は歪曲することが許されない。日本の軍国主義による侵略の歴史を歪曲し、美化しようと企むいかなる言行に対しても、中国およびアジア被害国の国民は、これを容認することはない。正義と良識ある日本国民も容認するはずがないと信じている。「前事を忘れざるは後事の師なり。」 歴史を心に刻むことは未来を切り開くためであり、戦争を忘れないことは平和を維持するためである。
抗日戦争勝利ならびに世界反ファシズム戦争勝利70周年を記念するため、9月3日に北京で軍事パレードが行われる。大規模な軍事パレードは新中国の歴史において15回目であり、建国記念日以外では初だ。実施まで1カ月を切り、各準備作業が鳴り物入りで進められている。
日本の侵略の真実を伝える公文書
吉林省檔案(文書)館は25日、同館所蔵の旧日本軍関係の文書89件を公開した。これらの文書には、▽旧日本軍が中国を侵略した際、占領区で設立した慰安所▽731細菌部隊に特別移送され、人体実験の対象となった(旧)ソ連のスパイ▽南京大虐殺の発生時および旧日本軍によって...