2014年4月28日  
 

中国の夢健康知恵袋 企画集 日本からニイハオ!

Apple新浪騰訊人民微信RSS
人民網日本語版>>政治

吉林省 旧日本軍が戦後に廃棄しきれなかった文書を公開

 2014年04月27日14:46
  • 分かち合うへtwitter
  • 分かち合うへyahoo
  • 分かち合うへsina.com
  • 分かち合うへrenren.com
  • 分かち合うへt.qq.com

旧日本軍の華中派遣憲兵隊の報告書。1938年2月11日から20日にかけての南京地区における慰安施設の状況が記載されている。鞍山憲兵隊の報告書では、1944年に旧日本軍が米軍の爆撃機を撃墜し、捕らえた捕虜の名簿、および米軍捕虜に対する尋問の記録が記載されている。文書では、日本軍が各地に設立した「慰安所」の状況が明らかにされている。日本兵の数と慰安婦の数の統計および比率、慰安所における日本兵の醜態、暴力を受けた女性の状況などが含まれる。これらの文書は、慰安所の設立および慰安婦の徴用が、日本軍が「公費」を利用して行った組織的な活動だったことを証明している。文書には、大虐殺の惨状を記載した当時の新聞、日本兵による婦女強姦の事実が書いてあったため没収された日本兵の手紙、大虐殺発生後の南京市の治安、警備保安機関の設置状況の報告などが含まれる。当時の新聞によると、南京に入った日本軍は3日間で8万5千人を殺害し、南京の下関(シャアカン)埠頭から一番近い一条街から揚子江下流まで、2-3里にわたって遺体が並べられたという。731部隊は中国、(旧)ソ連などの捕虜を対象に人体実験を行っていた。当時、各地にある関東憲兵隊の分隊は、(旧)ソ連軍のスパイと見なされた人間を、司法手続きを通さず秘密裏に731部隊に「特別移送」していた。吉林省檔案館でこれまでに発見された特別移送の記録は約200件。計277人が731部隊に移送されていた。ほとんどが中国人で、朝鮮人、(旧)ソ連人も含まれる。文書には、中国人捕虜を中心とする特殊工人が日本軍の厳しい監視・監督および非人道的待遇を受けたことが記録されている。「中国人労働者の死体はいたるところに放置され、犬に食われている」。 このほか、チチハルの軍事建設における、1万人あまりの労働者の惨状も明らかになった。逃亡を図った労働者が捕らえられ、生き埋め、水攻め、殴打といった方法で残酷に虐殺されたことが記載されている。 1937年に発行された大阪毎日新聞奈良版の南京総攻撃観戦記。旧日本軍の助川部隊と海軍による掃討の状況および、揚子江の下流に2-3里にわたって死体が並べられた惨状が記載されている。集団移民現況一覧表。当時の日本からの移民の分布および数について記載されている。
pre
next

 吉林省檔案(文書)館は25日、同館所蔵の旧日本軍関係の文書89件を公開した。これらの文書には、▽旧日本軍が中国を侵略した際、占領区で設立した慰安所▽731細菌部隊に特別移送され、人体実験の対象となった(旧)ソ連のスパイ▽南京大虐殺の発生時および旧日本軍によって占領された後の南京の状況▽瀋陽に収監された英米の捕虜▽日本の中国東北部への移民▽労働者の強制連行▽抗日聯軍――などの内容が含まれており、日本の侵略者が犯した数々の犯罪行為が直感的・ありのままに記録されている。新華網が伝えた。

 吉林省長春市は日本が中国東北部を占領した際、傀儡政権・偽満州国の首都とされ、当時は関東軍司令部、関東憲兵隊司令部および偽満州国皇宮、国務院といった機関が置かれていた。1945年8月8日、ソ連が対日宣戦布告した後、日本傀儡政府の各機関は逃亡前に各文書・資料をあわてて焼却処分した。しかし、関東憲兵隊司令部の文書は数が多かったため、焼却しきれずに地下に埋められ、1950年代初めになって工事中に発見された。文書は9割が日本語で書かれている。(編集SN)

 「人民網日本語版」2014年4月27日

関連記事

图片列表

コメント

おすすめ