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 北京時間8月3日午後4時30分ごろ、雲南省昭通市魯甸県内の北緯27.1度、東経103.3度の地点でM6.5の地震が発生した。震源の深さは12キロメートル。地震発生後、習近平中共中央総書記は直ちに重要指示を通達し、人命救助を第一とし、死傷者の数を減らすよう努力し、避難活動を適切に行うよう求めた。
雲南魯甸でM6.5の地震発生     

雲南魯甸地震、台湾人歌手の蕭蔷が340万円寄付

3日に雲南省昭通市魯甸(ろでん)県で発生したマグニチュード(M)6.5の地震による死者が617人に達した。被災地では連日大雨となっており、食糧や飲み水が不足していることを知った、台湾の歌手・蕭蔷(シャオ・チァン)は、ゲストとして出演した雲南衛視(衛星テレビ)のダンス番組「舞動全城(big town dance)」を通して100万台湾ドル(約340万円)を寄付。できる限りの救援活動が行えるようにと、雨よけシートや食糧を最前線に送った。人民網が報じた。

無人機、雲南省地震被災地の3D映像化を実現

中国人民武装警察部隊黄金部隊は雲南省魯甸県の震源地である竜頭山鎮で、初めて無人機による3D模型作成技術を使用し、被災状況の迅速な3D映像化を実現した。中国が同技術を災害救助に使用するのは、今回が初めてだ。

雲南魯甸地震 廃墟の村

雲南省魯甸県で3日に発生した地震により、魯甸県竜頭山鎮竜泉コミュニティ甘家寨では倒壊などの深刻な被害が発生し、村全体がほぼ瓦礫と化した。住民によると、50人以上と当時山の麓にあった車20台以上が下敷きになったという。土砂崩れが大規模だったことに加え40℃という高い気温により、捜索・救援作業は難航している。

北京で働く被災地出身女性の70時間

3日午後4時32分、北京の友人宅を訪ねていた戚忠翠さんは、テレビの「雲南省魯甸県で地震が発生」というニュースを見て驚愕した。地震は祖母を奪い、父親と母親を負傷させた。

雲南魯甸地震、最大震度は9

中国地震局は7日、「雲南省魯甸マグニチュード(M)6.5地震の震度分布図」を発表、被災地での最大震度は9(日本の震度6弱、6強に相当)に達していたことが明らかになった。雲南省地震局の皇甫崗局長は、「今回の地震で、揺れが最も激しかった地域の震度は、2013年蘆山地震の震源地付近の震度とほぼ同レベルだった」と話した。人民日報が報じた。

心理カウンセリングの専門家が雲南魯甸の被災地住民にサービス提供

雲南省魯甸県の地震発生後、専門の心理カウンセラーたちが地震被災地を訪れて住民の心理カウンセリングにあたり、被災者たちが震災によるショックから抜け出して新たな生活に歩みだせるように支援している。

李総理が雲南省党委員会書記に電話「人命救助を絶対にあきらめるな」

3日に雲南省昭通市魯甸県で地震が起きてから「黄金の72時間」が過ぎて間もない6日午後5時、李克強総理は5日午後に離れたばかりの被災地のことを気にかけ、秦光栄・省党委員会書記にわざわざ電話をかけ、救援活動の進展状況について詳しく尋ね、震災との戦いと被災者救援についてさらなる指示を出した。

雲南魯甸でM6.5の地震発生     

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